オンラインカジノで遊べるBlackjack(ブラックジャック)で利益を上げるためにも、様々なカードカウンティングを使いこなせるようにしておきましょう。この記事では、Blackjack(ブラックジャック)に使える主なカウンティングの種類についてご紹介します。

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Blackjack(ブラックジャック)に使えるカウンティング法の種類

Blackjack(ブラックジャック)に使えるカードカウンティング法には、主に9種類のカウンティング方法が存在します。ここでは、初心者向け、中級者向け、上級者向けの3つに分類して各カウンティング方法をご紹介します。

初心者向けの基本的なカウンティング

カードカウンティングの中では極めてシンプルに扱える初心者向けのカウンティング方法を3つご紹介します。

1. High Low System(ハイローシステム)

「High Low System(ハイローシステム)」とは、Blackjack(ブラックジャック)で場に出されたカード(使われたカード)を、『-1』『±0』『+1』の3グループに分けてカウントする方法です。

トランプカードの「10」「J」「Q」「K」「A」の計5枚のカードを『-1』として計算します。

トランプカードの「7」「8」「9」の計3枚のカードを『±0』として計算します。

トランプカードの「2」「3」「4」「5」「6」の計5枚のカードを『+1』として計算します。

カウンティング結果が「マイナス数値」の場合

「2~9」のカードがシューの中に多く含まれているため、プレイヤーは無理にカードを追加せずに、ディーラ側がBust(バースト)することを待ちましょう。

カウンティング結果が「プラス数値」の場合

「10」の役割を持つカードがシューの中に多く含まれているため、プレイヤーは積極的にHit(ヒット)などのカードを追加する選択を選びましょう。

2. Casual system(カジュアルシステム)

「Casual system(カジュアルシステム)」とは、Blackjack(ブラックジャック)で場に出されたカード(使われたカード)を正確にカウントするのではなく、直感的にカウンティングしていく方法です。

ブラックジャックのゲームを進めるうえで、ディーラーに有利なカード(10、J、Q、K)が多く場に出されていると感じた場合は慎重にゲームを進め、プレイヤーに有利なカード(2、3、4、5、6)が多く場に出されていると感じた場合は積極的にHit(ヒット)やDouble Down(ダブルダウン)などの選択を取りましょう。

3. K-O system(ケーオーシステム/ノックアウトシステム)

「K-O system(ケーオーシステム/ノックアウトシステム)」とは、Blackjack(ブラックジャック)で場に出されたカード(使われたカード)を、『-1』『±0』『+1』の3グループに分けてカウントする方法です。

トランプカードの「10」「J」「Q」「K」「A」の計5枚のカードを『-1』として計算します。

トランプカードの「8」「9」の計2枚のカードを『±0』として計算します。

トランプカードの「2」「3」「4」「5」「6」「7」の計6枚のカードを『+1』として計算します。

カウンティング結果が「+2」以上の場合

プレイヤーは積極的にHit(ヒット)などのカードを追加する選択を選びましょう。

カウンティング結果が「-2」以上の場合

プレイヤーは慎重にゲームを進めることが大事です。無理にカードを追加せずに、ディーラ側がBust(バースト)することを待ちましょう。

中級者向けのカウンティング

カードカウンティングの中では制度が高く比較的簡単に扱える中級者向けのカウンティング方法を2つご紹介します。

1. Red Seven Count(レッドセブンカウント)

「Red Seven Count(レッドセブンカウント)」とは、Blackjack(ブラックジャック)で場に出されたカード(使われたカード)を、『-1』『±0』『+1』の3グループに分けてカウントする方法です。使用される ‘’ デッキ数×「-2」’’ で導いた数値が初期スタートのカウント値となります。(例)6デッキのブラックジャックの場合、初期カウント値は「6 × -2」の『-12』となる。

トランプカードの「10」「J」「Q」「K」「A」の計5枚のカードを『-1』として計算します。

トランプカードの「7(黒)」「8」「9」の計3枚のカードを『±0』として計算します。

トランプカードの「2」「3」「4」「5」「6」「7(赤)」の計6枚のカードを『+1』として計算します。

カウンティング結果が「0」に近い場合

プレイヤーに有利なゲーム状況となります。積極的にHit(ヒット)などのカードを追加する選択を選びましょう。

2. Hi-OPT One(ハイオプトワン)

「Hi-OPT One(ハイオプトワン)」とは、Blackjack(ブラックジャック)で場に出されたカード(使われたカード)を、『-1』『±0』『+1』の3グループに分けてカウントする方法です。こちらはシングルデッキ(1デッキ)のブラックジャック専用のカウンティング法となっています。

トランプカードの「10」「J」「Q」「K」の計4枚のカードを『-1』として計算します。

トランプカードの「2」「7」「8」「9」「A」の計5枚のカードを『±0』として計算します。

トランプカードの「3」「4」「5」「6」の計4枚のカードを『+1』として計算します。

上級者向けの高度なカウンティング

カードカウンティング法の中でも最も制度が高く難易度の高い上級者向けのカウンティング方法を2つご紹介します。

1. Hi-OPT Two(ハイオプトツー)

「Hi-OPT Two(ハイオプトツー)」とは、Blackjack(ブラックジャック)で場に出されたカード(使われたカード)を、『-2』『±0』『+1』『+2』の4グループに分けてカウントする方法です。

トランプカードの「10」「J」「Q」「K」の計4枚のカードを『-2』として計算します。

トランプカードの「8」「9」「A」の計3枚のカードを『±0』として計算します。

トランプカードの「2」「3」「6」「7」の計4枚のカードを『+1』として計算します。

トランプカードの「4」「5」の計2枚のカードを『+2』として計算します。

2. ZEN(ゼン)

「ZEN(ゼン)」とは、Blackjack(ブラックジャック)で場に出されたカード(使われたカード)を、『-2』『±0』『+1』『+2』の4グループに分けてカウントする方法です。

トランプカードの「10」「J」「Q」「K」「A」の計5枚のカードを『-2』として計算します。

トランプカードの「8」「9」の計2枚のカードを『±0』として計算します。

トランプカードの「2」「3」「7」の計3枚のカードを『+1』として計算します。

トランプカードの「4」「5」の計2枚のカードを『+2』として計算します。

他のカウンティングと組み合わせて使えるカウンティング法

ここでは、前述した7種類全てのカウンティング法と組み合わせて使用できるカードカウンティングを2つご紹介します。

1. A Side Count(A のサイドカウント)

Blackjack(ブラックジャック)において最も重要なカードと言えば、「A」のカードでしょう。「A」は『1』として数えることも『10』として数えることもできる万能なカードです。この「A」のカードを分けてカウントすることでカウンティング法の性能を上げることができます。

2. True Count(トゥルーカウント)

True Count(トゥルーカウント)とは、割り出されたカウント結果(カウント値)でシューのカードの残数を割ることで、より制度の高いカウンティングを実現させる、というものです。割り出した数値が高ければ高いほどプレイヤーに有利なゲーム状況と判断することができます。

例1. カウント値「-2」、シューの残数「20枚」の場合

(-2)÷20=-0.1 となり、プレイヤーに不利なゲーム状況

例2. カウント値「+2」、シューの残数「20枚」の場合

(+2)÷20=0.1 となり、プレイヤーに有利なゲーム状況

ブラックジャックで使えるカウンティングの種類|まとめ

この記事では、Blackjack(ブラックジャック)で使えるカードカウンティングの種類についてご紹介しました。全てのカウンティング法を試しご自身の使いやすいカウンティングを行うことが一番ですが、中には難易度の高い難しいカウンティング方法も存在します。まずは手始めに、初心者向けのカウンティング法から試して徐々にレベルを上げていきましょう。