Blackjack(ブラックジャック)のゲーム戦略に用いられる手法『カードカウンティング』は、ブラックジャックでの勝率や利益を格段に高めることができる有能な戦略となっています。

この記事では、Blackjack(ブラックジャック)で使えるカウンティング法のやり方について詳しく解説します。カウンティング技術を身に着けてオンラインカジノで大きな利益を得ましょう。

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Blackjack(ブラックジャック)におけるカウンティング方法

Blackjack(ブラックジャック)におけるカードカウンティング法とは、場に出たカード(使われたカード)をカウント(記録や記憶)し、シュー(デッキ)の中のカードの割合を把握することを指します。シューの中身を知ることができれば、プレイヤーにとって有利なゲーム状況か不利なゲーム状況かを知ることができるんですね。

とはいえ、使われたカードを1枚ずつカウントしていくのは、ゲームを楽しむというよりも作業的でちょっと面倒くさい…と、感じてしまう方も多いでしょう。もっとシンプルにカードをカウントできないのか?と、編みだされたものが、『カードをグループ化してカウント』する方法です。これが、ブラックジャックにおけるカウンティング方法となっています。

カウンティングのやり方~ハイローシステム編~

Blackjack(ブラックジャック)のカウンティング方法には様々な種類がありますが、手始めに最もシンプルなカウンティング法である「High Low System(ハイローシステム)」を例にご紹介します。

ハイローシステムでは、『-1』『±0』『+1』の3つのグループに分けてカードをカウントしていきます。

「10」「J」「Q」「K」「A」の5枚のカードは『-1』としてカウント

「7」「8」「9」の3枚のカードは『±0』としてカウント

「2」「3」「4」「5」「6」の5枚のカードは『+1』としてカウント

トランプの数字に合わせて使われたカードの数をひとつずつカウントするよりも、『-1』『±0』『+1』の3グループに分けてカウントすることで、最もシンプルにカウント結果を知ることができます。

1. カウンティングの結果が「マイナス値」になる場合

『-1』の数でカウントされるカードは、「10」「J」「Q」「K」「A」の5枚のカードです。つまり、カウント結果がマイナス値であればあるほど、「10」の役割を持つカードが多く場に出ていることが分かり、同時にシューの中の「10」の役割を持つカードが少ないことが分かります。

カウント結果がマイナス値になる場合は、無理にカードをHit(ヒット/追加)せずに、ディーラーがBust(バースト)するのを待つことが良いでしょう。ディーラーは手持ちのカードの合計数が「17」以上になるまでヒットし続けなければならない、というルールが課せられているため、「10」のカードを引きにくい状況下では、「2~9」のカードが連続して出やすくバーストしやすい状況と言えます。

2. カウンティングの結果が「プラス値」になる場合

『+1』の数でカウントされるカードは、「2」「3」「4」「5」「6」の5枚のカードです。つまり、カウント結果がプラス値であればあるほど、「2~9」のカードが多く場に出ていることが分かり、同時にシューの中の「10」の役割を持つカードが多いことが分かります。

カウント結果がプラス値になる場合は、Hit(ヒット)やDouble Down(ダブルダウン)などのカードを追加する選択を積極的に選ぶことが良いでしょう。

3. カウンティングの結果に変化が見られない場合

カウンティングの結果に変化が見られない場合は、均等にカードが使用されていることを意味します。このような状況のときは、カウンティング結果に偏りが生じるまで様子を見てカウンティングを継続しましょう。

ブラックジャックのカウンティング方法|まとめ

この記事では、Blackjack(ブラックジャック)のカウンティング方法について詳しく解説しました。ブラックジャックのゲームを行いながら使われたカードをカウントする技術はとてもテクニックのいることですが、カードをグループに分けてカウントしていくことで、最もシンプルにカウンティング結果を知ることができます。ブラックジャックをプレイする際はぜひお試しください。