オンラインカジノで遊べる「Blackjack(ブラックジャック)」に興味のある方や、ブラックジャックのゲームがお好きな方は、カードカウンティングと呼ばれるブラックジャックの攻略法を覚えておきましょう。

この記事では、Blackjack(ブラックジャック)で使うカードカウンティングの仕組みについて解説します。カウンティング法を使用することで、ゲームがプレイヤーに有利であるか不利であるかを判断することができます。Hit(ヒット)やStand(スタンド)などの選択が大変しやすくなりますので、興味のある方はぜひご覧ください。

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ブラックジャックのカウンティングの仕組み

ここでは、Blackjack(ブラックジャック)のカードカウンティングの仕組みについて解説します。

1. カウンティングの考え方~シューの中身を知る~

カウンティングとはその名の通り、カードをカウントする技法のことです。

Blackjack(ブラックジャック)におけるカードカウンティング法は、場に出たカード(使われたカード)をカウント(記憶/記録)し、シューの中に含まれるカードを予測する行為を指します。

シューの中身は毎ゲーム決まっている訳ではなく、使われたカードによってシュー内に含まれるカードも都度、変化します。どんなカードがシューの中に多く含まれているのか、シューのカードの偏りを発見・利用するのがカードカウンティング法の考え方です。

シューとはブラックジャックのゲームを進めていく上でプレイヤーとディーラーに配られるカードの集まり(デッキ)のことを指します。

2. シューに含まれるカードの割合によってゲームの優位性を知る

カードカウンティングを行うことで、シューに含まれるカードの偏りを知ることができ、プレイヤーは都度、不利なゲーム状況か有利なゲーム状況かを判断することができます。

Blackjack(ブラックジャック)では、ゲーム中に使われるカードの枚数が決まっています。ジョーカーを除く52枚のトランプカードが1デッキとして数えられ、1デッキ、6デッキ、8デッキを使ってゲームが行われるのが一般的です。

デッキ数「10」のカードそれ以外のカードカードの総枚数
1デッキ16枚36枚52枚
6デッキ96枚216枚312枚
8デッキ128枚288枚416枚

このように、使われるデッキ数によって「10」の役割のカード、それ以外のカード(A~9)の枚数がきっちり決められています。

例1. 1デッキのブラックジャックで「10」のカードが10枚使われた場合

1デッキは「10」の役割を持つカードが『16枚』、それ以外のカードが『36枚』使われますので、残りのカードは「10」の役割を持つカード『6枚』、それ以外のカード『36枚』となります。つまり、この状況下では「10」の役割を持つカードが引きにくく、プレイヤーはBust(バースト)しにくいので、思い切って勝負をかけることができます。

例2. 1デッキのブラックジャックで「A~9」のカードが30枚使われた場合

1デッキは「10」の役割を持つカードが『16枚』、それ以外のカードが『36枚』使われますので、残りのカードは「10」の役割を持つカード『16枚』、それ以外のカード『6枚』となります。つまり、この状況下では「10」の役割を持つカードを引きやすく、プレイヤーは無理な勝負に出ずとも、ディーラーのBust(バースト)を待つことができます。

例3. 1デッキのブラックジャックで「A」のカードが4枚使われた場合

1デッキに含まれる「A」のカードの枚数は全『4枚』となりますので、この4枚が使われた時点でディーラーがBJ(ブラックジャック)を作ることが不可能となります。

カードカウンティングを行うことで、このようにゲームがプレイヤーまたはディーラーにとって有利であるか不利であるかを都度、見極めることができます。

ブラックジャックのカウンティングの仕組み|まとめ

この記事では、Blackjack(ブラックジャック)で使うカードカウンティングの仕組みについて詳しく解説しました。場に出たカード(使われたカード)をきっちり記録する方法なだけあって、ブラックジャックの攻略法(必勝法)の中でも非常に正確性の高い戦略となっています。ブラックジャックをプレイする際は優先してカードカウンティング法を使っていきましょう。